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誰にとっても読みやすい特許をめざして ― インクルーシブな特許文書づくり ―
専門用語の壁を下げ、図とやさしい日本語を組み合わせて、誰もが発明の内容を理解できる特許文書をめざしています。
(1)普通の日本語版
特許庁向けの正式な文章だが、専門用語をかみくだき、一文を短くするなどして、できるだけ読みやすくしている。
(2)中学生レベル版
同じ発明内容を、中学生でも分かる言葉・短い文・たとえ話で書き直し、発明の「核心」をつかみやすくする。発明者本人、社内共有、日本語が苦手な人にも役立つ。
(3)短い文章+図面版
文字量が負担になる人向けに、ポイントだけを短い文と図で示す。矢印や囲み、ピクトグラムなどで「見てなんとなく分かる」構成にし、高次脳機能障害・失語症・ディスレクシアのある人や忙しいビジネスパーソンにも配慮している。
(4)UDデジタル教科書体の使用
図面の文字に、弱視や読み書き障害にも配慮した「UDデジタル教科書体」を使うことで、小さい字でも読みやすく、目にやさしい図面にしている。
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ポジティブ連鎖とインクルーシブデザインとは?
インクルーシブデザイン(Inclusive Design)とは、従来のデザインから排除されがちだった人々(障がい者、高齢者、外国人など)を初期段階から積極的に巻き込み、誰もが利用しやすい製品やサービスを共に作り上げる考え方です。

また、ポジティブ連鎖とは、インクルーシブデザインのプロセスにおいて、少数者の「つらい・生きづらい・不便」という極端なニーズの解決から生まれた製品やサービスが、結果として誰もが使いやすいものとして広く普及し、社会に良い影響をもたらす好循環のことです。
2025年3月2日に、テクノフォート国際特許事務所のウェブサイト(technofort.biz)を立ち上げ、特に障がい者をサポートするためのページを作成しました。このサイトでは、障がいを持つ方々が特許や知的財産に関する情報を得やすくし、発明やビジネスの可能性を広げることを目的としています。また、私自身の経験をもとに、脳梗塞や高次脳機能障害、失語症、てんかんを持つ方々が直面する課題についても発信し、同じような状況にある方々の支援につながる情報を提供しています。さらに、障がい者支援の一環として、これまでに4件の特許を作成し、特許庁へ提出しました。加えて、SNN(Spiking Neural Network)を活用した脳モデル装置に関する特許も作成し、特許庁へ提出しました。2025年10月15日、イヤホン装置・イヤホン方法・イヤホンシステムに関する特許を作成し、特許庁へ提出しました。これにより、提出済みの特許は合計6件となりました。今後も、障がいを持つ方々がより良い社会生活を送れるよう、特許の分野で貢献していきたいと考えています。今後も、障がいを持つ方々がより良い社会生活を送れるよう、特許の分野で貢献していきたいと考えています。








