目次
前頭葉とは?
みなさんは「前頭葉」をご存知ですか?
これはおでこの後ろあたりにある脳の部位で、思考や創造性、感情の制御など、私たちの高度な知性を司る最重要エリアです。

この前頭葉は左右で役割が異なります。
- 左脳:論理的思考、計画の立案
- 右脳:創造的な発想、柔軟な思考
つまり、論理(左脳)と直感(右脳)の両方をバランスよく鍛えることで、仕事の効率アップや創造性の向上が期待できるのです。
今回は、今日からすぐに始められる前頭葉を鍛える3つの習慣をご紹介します。
❶ 寝る前の「3行感謝日記」
その日1日を振り返り、「良かったこと」「嬉しかったこと」「感謝したいこと」を3つだけ書き出してみましょう。
たとえば、
- 「昼に飲んだコーヒーがおいしかった」
- 「同僚に褒められた」
- 「天気が良くて気分が晴れた」
など、些細なことで大丈夫。
これを続けることで、脳がポジティブな情報で整理され、前向きな気持ちで一日を終え、睡眠の質向上にもつながります。
❷ 「20文字」で決める!その日の目標
朝、その日の行動指針をたったの20文字以内で設定してみてください。
- 「今日はまず挨拶を心がけよう」
- 「午前中に大事な書類を仕上げる」
- 「誰かに一つ親切にする」
文字数に制限を設けることで、脳は情報を要約し、本質を捉えようと活性化します。これにより、前頭葉(特に左脳)の「計画力」と「実行機能」が鍛えられます。
❸ 自分の意見に対する「反論」を考える
これは少し高度ですが、非常に効果的な方法です。自分が信じている意見や考えに対して、あえて「反対の立場」に立って論理を組み立ててみるのです。
例えば、
「学校の制服は必要だ」という意見を持っているなら、一度「学校の制服は必要ない」という立場に立って、その理由を考えてみます。
- 反対の立場の理由その1:自分の好きな服を着ることで、個性を表現できるから。
- 反対の立場の理由その2:制服は購入にお金がかかり、家庭の負担になるから。
- 反対の立場の理由その3:動きやすく、快適な服を自分で選べたほうが、勉強やスポーツに集中できるから。
この練習により、一つの物事を多角的に見る力が養われ、友達との議論や将来の仕事でもぶれない論理的思考力(左脳) と、固定観念に縛られない柔軟な発想力(右脳) の両方を磨くことができます。
いかがでしたか?
どれも5分もあればできる簡単な習慣ばかりです。
「論理と創造性」のバランスを取ることは、変化の激しい現代社会で生き抜くための強力な武器になります。
ぜひ、今日からでも試してみてください。
コメント