はじめに
これまで私たちは、太平洋側を「安全な裏庭」だと思っていました。同盟国であるアメリカがいるからです。 しかし今、その前提が崩れようとしています。
今日は、変わりゆく日本の防衛の現状と、それを引き起こしている国のトップたちが、一体どのような「脳の働き」で世界を見ているのかについて考察します。
1. 太平洋はもう「安全な海」ではない
これまで日本の防衛は、北(ロシア)、西(中国・北朝鮮)に集中していました。しかし、政府は2026年に向けて「太平洋側の守りの強化」を打ち出す方針です。
なぜなら、中国軍の空母が沖縄を越えて太平洋の奥深くまで進出し、訓練を行うことが常態化しているからです。
狙いは「アメリカ軍の接近阻止」
もし台湾などで有事が起きた際、アメリカ軍は太平洋を通って救援に来ます。中国軍の狙いは、このルートを遮断することにあります。
興味深いことに、中国は「かつての日本軍の戦法」を研究していると言われています。 先の大戦で日本軍は、太平洋の島々を拠点にして米軍の補給路を断とうとしました。今、中国はソロモン諸島などの島国に港や空港を作り、いざという時に軍事利用できるよう、経済援助を通じて影響力を強めています。
日本の課題と対策
対する日本は、太平洋側の守りが手薄です。拠点は硫黄島と南鳥島くらいしかなく、インフラも十分ではありません。 そこで現在、以下のような対策が検討されています。
- 島々の港や滑走路の整備
- 移動式レーダーによる監視強化
- 「原子力潜水艦」導入の議論(長時間・高速で追尾するため)
2. なぜ彼らは止まらないのか? 独裁者の「脳」を分析する
こうした緊張を生み出しているのは、中国、ロシア、北朝鮮といった独裁的な指導者たちです。
私の専門分野である脳機能の視点から彼らの行動を分析すると、ある特徴的な「脳の偏り」が見えてきます。彼らは、極端な「左脳・前頭前野」偏重型である可能性があります。

① 「左脳」の暴走:冷徹な計算
左脳は論理や計算、言語を司ります。彼らの行動はまさに左脳的です。
- 損得勘定の徹底: 「情」よりも、自国の利益や権力維持という「理屈」だけで動きます。
- 言語による支配: 法律やプロパガンダを巧みに使い、言葉で国民や他国をコントロールしようとします。
② 「前頭前野」の特殊な働き:共感なき遂行
脳の司令塔である前頭前野が、特殊な使われ方をしています。
- 高い遂行機能(Cold Executive Function): 独裁体制を維持するための計画や、政敵を排除する計算高さは非常に優秀です。
- 共感性の欠如: 本来、前頭前野には他者への共感や道徳を司る機能がありますが、そこが麻痺しているかのように、他者の痛みを想像せず、目的のためなら犠牲を厭いません。
③ 暴走する「防衛本能」
そして、その奥底にあるのは大脳辺縁系(扁桃体など)の強い「恐怖」かもしれません。「攻撃される前に攻撃しなければならない」という過剰な防衛本能が、冷徹な左脳をフル回転させているのではないでしょうか。
おわりに
全体との調和や、言葉にならない感情を汲み取る「右脳」的な働きが、今の国際政治のリーダーたち、特に独裁者たちには決定的に欠けているように感じます。
太平洋の波が高くなっている今こそ、私たちは物理的な備え(防衛力)を進めると同時に、彼らの「冷たい論理」の本質を見抜く目を持つ必要があります。






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