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LINE時代の意思伝達:スマホ社会の今と未来を支える“特許”とは?

いま、私たちは「スマホでなんでもできる」時代に生きています。誰かにメッセージを送るとき、わざわざメールを使う人は少なくなってきました。かわりに、LINEやX(旧Twitter)、FacebookといったSNSが、友達や家族とのコミュニケーションの中心になっています。

総務省の調査によると、2023年の時点で、なんと94.9%の人がLINEを使っているそうです。10代~50代では、ほぼ全員がLINEを利用していて、60代でも8割以上が使っているという結果でした。つまり、日本中のほとんどの人が、毎日LINEでメッセージを送ったり、スタンプを押したりしているのです。

目次

なぜみんな「スマホ」でSNSを使うの?

この調査では、どの端末(スマホ・パソコンなど)でSNSを使っているかも調べています。結果ははっきりしていて、LINEもFacebookもXも、ほとんどの人がスマホ経由で使っています。

  • LINE:20代の9割以上がスマホから利用
  • Facebook:ビジネス利用が多く、30代~50代男性がパソコンから投稿する傾向
  • X(旧Twitter):10代~30代が主なユーザーで、ほとんどがスマホからの利用

この結果を見ると、パソコンの存在感は小さく、スマホがすべての中心になっていることがよくわかります。

なぜスマホがここまで広がったのか?

理由はいくつかあります。

  1. いつでもどこでも使える
  2. カメラ、通話、SNS、ゲーム、音楽が全部ひとつでOK
  3. タッチ操作で直感的に使える

中高生でも、スマホがあれば情報収集、勉強、趣味、友達との連絡まで全てできるので、必要不可欠な存在になっています。

でも、ちょっと考えてみてください。

LINEやXを、目が不自由な人、手が動かしにくい人はどう使うのだろう?

そこで活躍するのが「特許技術」

実は、SNSを便利に使うための裏には、たくさんの特許技術が活躍しています。

たとえば:

  • 音声認識技術(話した言葉を文字にする)→ スマートスピーカーや「LINEの音声入力機能」に応用
  • スクリーンリーダー技術(画面を読み上げる)→ 視覚障害の人でもSNSが使える
  • スタンプや絵文字の感情解析技術 → 気持ちを正しく伝えるための支援

さらに、私が開発したいと考えているのは、失語症の人でもSNSが使えるサポート技術です。

たとえば、以下のような発明が考えられます。

発明例:視覚+音声サポートLINEアプリ(仮称)

  • スマホのカメラで相手の顔を映すと、表情や感情をAIが認識
  • 相手の言葉を「やさしい日本語」に翻訳し、表示する
  • 自分の気持ちは、スタンプ+短文で候補表示され、選ぶだけで送信

このような技術は、視覚・聴覚・言語障がいをもつ人たちにとって大きな助けになります。特許にすることで、こうしたアイデアを守りながら、多くの企業と協力して実現できます。

高校生に伝えたい「未来をつくる視点」

SNSの利用率をただ見るだけでなく、**「誰がどのように使えないか?」**という視点を持つことが、未来の技術や発明につながります。

もし、あなたが「この人もSNSを使えたらいいのに」と思ったら、それは新しいアイデアの種です。そして、そのアイデアは特許になるかもしれません。

技術は、ただ便利になるだけではなく、「誰かの困りごとを解決するため」にも使われます。そしてその一歩目は、「身近な違和感に気づくこと」なのです。


まとめ

  • SNSはスマホで使うのが当たり前の時代
  • LINEの利用率は94.9%、スマホが中心
  • でも、障がいのある人には使いづらい現実も
  • 特許技術が、その“使えない”を“使える”に変えていく
  • あなたの“気づき”が、未来の特許になるかもしれない
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